朝早く起きると人生変わるというのは本当な気がする。
Escape
またどこかへ逃亡したいなとふと思う。
私は日本が好きだけれど、それは自国だからという意識的な理由に過ぎないかもしれない。
すごく余計なことを考えてしまうし、余計な悩みが増えてしまう。
どこへ行っても同じかもしれないけれど、それならばここでなくてもいいだろうと考えてしまうのだ。
でも日本には大好きな家族がいるからな、といつもそこに行き着く。
(ただ、自分の家族の性格を考えると自分が海外にいれば気軽についてきそうな気もしなくもない)
Italia
私の祖母は、旅行が終わったすぐ後に次の旅行の予定を入れる人で、それが素敵だと思った。
次の旅行はイタリアになりそうだ。
トスカーナ地方にすてきなヴィラを見つけて気分は高揚中。
日々生きていると忘れがちになるけれども、世界にはまだまだ知らない地域がたくさんあるのだ。
Giverny Monet Garden
ジヴェルニー のモネの庭のベストシーズンに行ってみたい。
V&A museum - jewelry
V&A museumで購入したピアスをつけて少し近所まで、
次の旅行の本をみがてら散歩をしに行く。
V&A museumのミュージアムショップはとても洗練されていて、スタッフの方々もフレンドリーだ。
アテネを拠点とする作家さんのジュエリーのショーケースは、一目見てこれは持ち帰らなければ損をすると感じた。どれにしようかと何度か夫を困らせていると、プロフェッショナルそうなマダムが接客してくれた。
やっとの事で2つ選び、どちらが良いかと聞くと、フレンドリーに、けれど単刀直入な意見をくれて、
とても助かった。
この美術館はホテルからほど近い距離にあったこともあり、後日また一つジュエリーを購入することになるのだけれども(しかも同じ作家さんの)そのときに対応してくれたお姉さんも素敵だった。
一つとして無駄なものは持ち帰っていない、全部ここに書いたような人との出会いや小さな思い出と共にある貴重なもの。
あるいは、全部、人生において最高に無駄な、愛しいなと思えるものたちだ。
BACK FROM LONDON
旅行をすると、今まで無意識のうちにあった「こうしなければいけない」という価値観が、
いい具合に崩れてとても楽になって帰ってくる。
その理由は、単純に見る景色が変わることもあるかもしれないけれども、
人の価値観に触れるから - が大きいと思う。
また、膨大な美術品の宝庫であるロンドンで、ほとんど毎日素晴らしい美術品に、それも無料で触れて心が潤っているというのもある。
あれだけモネやゴッホやターナーやらがその辺に無料で転がっている日常、気軽にミュージカルへ出かけらる日常が普通になってしまうと、ちょっともう日本の美術館の長蛇の列に並びながら進んでやっと1枚見る・・・という世界に戻れないかもしれない。(日本人の並ぶ時の列づくりのきれいさがすごいということは帰ってきて初めてわかったことだ。一方、美術館ではもっと自由に列を崩して絵を鑑賞して良いと思う。ロンドンではスケッチをしている人もよく見かける)
帰ってきて少し経った今、かなりいい感じ。この感じを維持したい。
Vintage Dress
旅先で買ったヴィンテージのワンピースを洗うために、
シルク専用の洗剤を購入した。(LAUNDRESのこちらを使用しました)
どんな仕上がりになるのか若干の不安があったけれども、とても滑らかでシワも少なく、良い仕上がり。
ロンドンのOld Spitalfields Marketで1980年代のシルクのワンピースと、1940年代のグリーンの美しいワンピースを購入した。
丁寧に洗い、アイロンをかけていく。アイロンをかける間にロンドンでの思い出を思い返しながらも、昔の洋服の作りの丁寧さにはぁ・・と思わずため息が漏れる。
このマーケットでは、ワンピースの他にも銀食器のスプーンなどをかなり格安で買うことができた。
(おじさんありがとう)
古い年代のものなので色は褪せているけれど、これらもピカピカに手入れしよう・・・
The Devil Wears Prada
BBCニュースが見たくてHuluに登録した。
ふと見つけて、もう何回めかになる「プラダを着た悪魔」を観た。
何回観ても、ファッションや人生、仕事に関して考えさせられるとても良い映画。
ファッションは自分に無関係と思っていたアンディの生き方は、雑誌「ランウェイ」の編集長ミランダのアシスタントになることによって、価値観を問われることになる。
アンディの着ていた「ブルー」のセーターについて、あなたが何気なく着ている「ブルー」のセーターは実際には「セルリアンブルー」と呼ばれて、歴史的に生まれたもの。ファッションに無関係と思っているあなたが選んだセーター色が、実は私たちが選んで市場に出していたものだなんて、皮肉なものね。という、物語序盤のミランダのセリフが印象的だ。
何度見ても気持ちが高揚するのが、アンディがナイジェルの助けによって変貌を遂げるシーン。
実際には借り物の衣装ではあるけれども、その直後のアンディの振る舞いは今までよりも自信に満ちていて、
いかにファッションが本人の振る舞いさえも変えてくれるかを物語っているようにも見える。
「ガッバーナ」のスペルもわからなかったアンディはだんだんと仕事にも慣れて、ある日、「悪魔」と呼ばれるミランダにも人間らしい女性としての繊細な一面があることを知る。
恋人や私生活を犠牲にしてまで得たい仕事なのかということや、ファッション業界特有の、華やかさの裏にある汚さも知っていったアンディ。結末はこの映画で一番好きなシーン。
この映画を見てから、おしゃれに興味がない人に出会うとこの映画のことを思い出す。
どちらが良い・悪いということではなく、ミランダやナイジェル・エミリーの作るファッションの世界、アンディーの憧れるジャーナリストの世界、アンディの恋人であるネイトのいる料理の世界、どんな世界でも真剣にそれを創造している人々がいて、その情熱こそが歴史的な文化を作り上げているということに違いはない。
そして、自分は?と問われた時に、数々の芸術を作る偉大なデザイナーに敬意を示すとともに、自分も歴史に残るものを創造できたらと思うばかりだ。そして、この映画のアンディのように、恋人や友人、家族など大切なものを選択する意思も大切に。
もう一つ、エミリー・ブラントが演じる「エミリー」がとても良い味を出していて、好きなキャラクターだ。
好きなだけ炭水化物を食べさせてあげたい・・!
あと、序盤のモデルたちとアンディのランジェリーのシーンも好き。
Musical
The Phantom of the operaのサントラを聞いていると、いつも胸がいっぱいになる。
ロンドンでやっているThe Phantom~のミュージカルはもはや何がきっかけで好きになったかが思い出せないほど、愛している。
好きなものはたくさんあれど、あぁ心の底から好き・・と思うほどのトップ3くらいに、
このThe Phantom of the Operaのロンドンミュージカルがある。
ついに私至上5回目となるロンドン公演も、また胸が一杯になるほどの感動で帰ってきた。
あの1幕の終わった時にオケが流れて、会場の人々がワクワクしながら外のバーでお酒を飲んだりしている時の、
素敵感はすごい。帰ってきてサントラを聞いていても、1幕が終わるところはこことすぐにわかる。
test
日々のメモや感じたことなどを、主に自分のために書いていきたいと思う。
たまに写真や絵を添えて。後から編集することもあり。